島根県松山市「三英堂」の「菜種の里」

 

富源(とみげん)です。

今日は、島根県松山市「三英堂」の「菜種の里」をご紹介します。

「菜種の里」は、松江藩の御用茶菓で、一枚板状の黄色い落雁に仕上がった和菓子です。寒梅粉、砂糖、玄米などを使っているそうです。黄色い部分は菜の花、白い部分は、蝶々を現しているとのことです。穏やかな春の日をイメージさせますね。

 

手で割って食べると、噛み応えがありながら、しっとりとした感覚があります。とても上品なお菓子ですね。抹茶にとてもよく合います。

 

「菜種の里」は、三英堂のみで製造されています。その歴史的な背景も調べてみると、味わいがグッと増します。

お取り寄せできるようです。

 

日本の和菓子文化、お茶文化は、素晴らしいですね。

 

萬古焼急須と「侘び」「寂び」

 萬古焼の急須は、「侘び」「寂び」がよく似合う急須だと思います。

九谷焼のような派手さはないものの、おちついた美しさを感じます。

萬古焼の急須は、使えば使うほど味わいと光沢が増すといわれています。

 

 近年ペットボトルのお茶が普及し、若者のみならず年配の方も急須を使わない方が増えているそうです。確かに、洗う手間がかかると言えばそうかも知れません。しかし、自分の好みに合わせて淹れ方を工夫すると、本当に美味しいお茶をいただくことができます。

 

お好みの和菓子を買ってきて、萬古焼の急須で淹れたお茶で楽しみませんか?ゆっくりした時間を過ごすのもいいですよ。

 

「かぶせ茶」と「萬古焼急須」

現在、お茶の生産高は、静岡、鹿児島に次いで、全国第3位。四日市では、水沢のお茶が有名です。三重県で生産されるお茶は、静岡茶、宇治茶にブレンドされることもあるそうです。

 

三重県で生産される「伊勢茶」のなかでも、四日市特産となっているのが、「かぶせ茶」というお茶です。かぶせ茶は一定期間、お茶の木に遮光幕をかぶせて、日光をさえぎって栽培します。これにより、カテキン(渋みの成分)が少なくなり、テアニン(旨みの成分)が多くなります。その結果、煎茶のさわやかさが維持しつつ、玉露のような旨みを併せ持つおいしいお茶になります。

 

約70度から85度のお湯で淹れると、さっぱりしたお茶に、ぬるめのお湯で淹れると、まろやかになると言われています。


近々、お茶屋さんと提携して、お茶の販売しいたいと考えています。


因みに、四日市は、萬古焼(ばんこやき)急須の産地です。萬古焼の急須で「かぶせ茶」を淹れて飲むと、格別の味がしますよ。茶漉しに金網を使わない本格急須がオススメです。